意味と感情でひと単語

私が学生だったころ、「とても」の意味について、数種類あるのが理解できませんでした。
まあ、英語はあまり得意ではありませんでしたがね。

今回は"very"と"so"と"too"の違いがわかるようになりましょう。

以下の日本語を英語にしましょう。
「このカレーは、とても辛い。」

"This curry is very hot."

正解だと思います。では、以下は?

"This curry is so hot."

正解だと思います。では、以下は?

"This curry is too hot."

ちょっと意味がずれたかもしれませんが、正解だと思います。

では、英語にしたものを再び日本語にしてみましょう。そうすれば、ニュアンスがわかると思います。

"This curry is very hot."
「このカレーはとても辛いです。」
うん、辛いんだな。
"This curry is so hot."
「このカレー、とっても辛い~♪」
辛くておいしいんでしょうね。
"This curry is too hot."
「このカレー、辛すぎ!」
辛過ぎて食べられないんですね。

ここに込められているのは「感情」。発言者が、どのような感情で発言したかがポイントです。

very
ここには感情はありません。
so
好意的な感情です。続いて"I'd like much more."と言ったり言わなかったり。
too
否定的な感情です。クレームなどによく出てきます。

このように、日本語で同じ意味を持っていても、感情で意味が変わる場合があります。 言葉の意味と感情でひとつの単語です。

同じようなケースの単語をもうひとつ紹介します。

"somebody"と"anybody"

"somebody"は「誰か」、"anybody"も「誰か」。ここで"some"と"any"の意味から、単語の感情を読み取りましょう。

some
誰かがいることを前提にしています。"Is somebody there?"は「誰かいるんでしょ?」
any
誰かがいないことを前提にしています。否定文で使用されるのはこのためです。"Is anybody there?"は「誰もいないの?」